旧ユーゴ時代に大ヒットし、長く親しまれている「SVE SMO MOGLI MIスヴェスモモグリミ」
邦題は「一日がもっと長ければ」
この作品はボスニアやクロアチア、そして日本で何度もレコーディングされ、 多くのアルバムに収録されています。
日本語で歌われたものもあり(日本語詞:山上路夫さん)、
これはアルバム「信じているのVJERUJEM」に収録されています。
当時のプロデューサーは元東芝EMIの平形忠司さん。
彼は来日間もない頃からのヤドランカや音楽関係者をよく御存じで、
2016年7月21日から24日まで開催された「ありがとうヤドランカ展」の準備や 追悼アルバム「Hvalaフヴァーラ」の制作では大変力になってくださいました。
これは画家でもあるヤドランカが描いた彼の似顔絵。
ご本人曰く、ヤドランカは平形さんのことを
「日本人的な面と西洋人的な面が両方ある変な人・・・」と言っていたそうです。
「ありがとうヤドランカ展」初日の追悼式ではヤドランカの友人である歌手のクミコさんが
「一日がもっと長ければ(SVE SMO MOGLI MI)」の日本語ヴァージョンを
鬼怒無月さん 大坪實彦さん 高良久美子さん 芳垣安洋さんの演奏、 福岡ユタカさんのコーラスで歌ってくださいました。
みんなヤドランカの音楽仲間です。
ヤドランカの周りには常に多くの才能が集まりました。
追悼盤「Hvalaフヴァーラ 〜ありがとうヤドランカ・ベスト」に収録されている作品にも 優れたミュージシャンの方々が参加しています。
「一日がもっと長ければ」 クミコさんは以前、テレビ番組でヤドランカと一緒に この作品を歌ったことがあって、とても思い出深いのだとか…。
ヤドランカが亡くなって以降、
ご自身のコンサートでも歌ってくださっています。
名曲はたとえヤドランカが亡くなっても、彼女の記憶と共に歌い継がれ、 そしてまた新たな記憶となって引き継がれてゆくのでしょう。
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