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旧ユーゴスラビア (現ボスニア・ヘルツェゴヴィナ)の
サラエヴォ出身。
シンガーソングライター、
画家。

16歳の時にドイツに住んでいた叔父のジャズグループに加わり、ベースとボーカルを担当。
フィロゾフスキー大学で哲学と心理学を専攻、サラエヴォ国立美術大学で絵画を学ぶ。

【関連サイト】
アートライフ ミュージアムザネット HP
http://www.art-life.ne.jp/
※ヤドランカの作品もご覧いただけます。

1984年、サラエヴォ冬季オリンピックのテーマ曲の制作と歌唱により、ユーゴスラビア芸術大賞受賞。一躍ユーゴスラビアの国民的歌手となる。

1988年に、レコーディングのため来日するが、祖国で内戦が勃発。以降2011年まで日本を拠点に音楽活動、絵画制作を行う。

2007年、イギリスの音楽雑誌SONGLiNES誌においてドイツでリリースされた作品「Što te nema」がTop of the Worldを獲得。収録されたアルバムは2007年度の年間ベストアルバムに選ばれ、ヨーロッパで話題に。

また、2008年のスペインの音楽誌「SONS DE LA MEDITERRANIA」では地中海の歌姫10人のうちの一人に選ばれている。

2009年6月には、40年間音楽分野で貢献したことを評価するボスニア・ヘルツェゴヴィナ音楽賞受賞(日本では文化勲章にあたる) 。

日本国内では、2001年、坂本龍一氏が呼び掛けた「地雷ZEROキャンペーン」にボーカリストとして参加。TBS「NEWS23」に出演し注目を集める。

NHKスペシャル「ローマ帝国」テーマソング、映画「魂萌え!」の主題歌の他、テレビ東京の報道ドキュメンタリー番組「ルビコンの決断」のテーマソング等も歌っている。

また、世界的映像作家・高木正勝のプロジェクトにも参加し、2009年7月にはドキュメンタリーフィルムが、渋谷ユーロスペースを皮切りにカナダ・名古屋他各地で上映された。

2008年、演歌歌手・長山洋子にファドの歌姫・アマリアロドリゲスをイメージした作品「アマリア」(作詞 友利歩未、作曲 ヤドランカ)を提供。ラジオ番組でのライブ録音、テレビ番組での共演が話題となり、2010年10月「アマリア」(c/w LJUBICA〜すみれ〜)をセルフカバー。

2011年4〜5月、NHK「みんなのうた」で「誰かがサズを弾いていた」が放送され話題となる。

2011年3月末、以前より予定されていたクロアチアでのアルバム発売のプロモーション活動等のためボスニア・ヘルツェゴヴィナに帰郷。その際、ALSと診断される。

祖国で闘病中も数多くの取材を受け、ドキュメンタリー番組にも出演。音楽番組のプロデューサーを務めながらアーティスト活動を続ける。

2016年5月3日夜、バニャ・ルカの病院でALSによる呼吸不全の為死去。65歳だった。

5月7日にサラエボで追悼式、5月9日にバニャルカで追悼式と葬儀が執り行われた。

日本では東京新宿区のP3 art and environmentにおいて7月21日〜24日まで、追悼作品展と友人のアーティスト達による追悼ライブ「ありがとうヤドランカ展」が開催され、500名近い人々が訪れた。





2011年 〜大人のための雛祭り〜Heartful Day vol.3 ライブ(於JZ BRAT)
国連世界食糧計画機構支援チャリティーコンサート
映画「サラエボ、希望の街角」上映に際しミニライブ(於岩波ホール)
2010年 ヤドランカ 平和の旅 心の旅コンサートツアー 都内16公演
主催:min-on 後援:クロアチア共和国大使館、クロアチア政府観光局、
ボスニア・ヘルツェゴヴィナ大使館
2009年 ザグレブ・サラエボ・バニャルーカにてシルクロードコンサート
“Soundscape”ヤドランカ・坂田美子(薩摩琵琶)・稲葉美和(箏)
協力・協賛 ボスニア・ヘルツェゴビナ大使館、
‐クロアチア共和国大使館、国際交流基金、Sarajevo winter 2009
‐TOYOTA、HRT、JTI
アドリア海の女神 ヤドランカ〜世界遺産の旅〜
コンサート・ツアー in 小諸・富山・飯田・金沢
主催:min-on  後援:クロアチア共和国大使館、クロアチア政府観光局
アドリア海の歌姫ヤドランカコンサート in 一ノ宮市尾西市民会館ホール
主催:一ノ宮国際交流協会後援:一ノ宮市・一ノ宮市教育委員会
2008年 世界P.E.N.フォーラム「災害と文化」 in 東京新宿全労災ホール/
スペースゼロ
小説リンダ・クリスタンティ「スルタンの杖」
朗読:土居裕子 音楽:ヤドランカ
奈良東大寺門前にオープンした総合飲食施設「夢しるべ風しるべ」イメージソング作曲・オープニングコンサートにて演奏
アドリア海の女神(ミューズ) ヤドランカ〜世界遺産の旅〜 コンサート・ツアー in 刈谷・豊田・平塚・茅ヶ崎・川崎・座間
スイートベイジル(STB139)ライブ
高木正勝(映像作家・音楽家)の公演に参加
生命への視線−科学と芸術の交わるところ−高木正勝コンサート「タイ・レイ・タイ・リオ」in めぐろパーシモンホール大ホール、岩手県立美術館グランド・ギャラリー
財)長岡芸術文化振興財団主催リリック楽器シリーズvol.7
ヤドランカ&coba 世界遺産の旅ヨーロッパ篇
石内都展 ひろしま/ヨコスカ座談会 主催:目黒区美術館、石内都氏(写真家)・黒川創氏(小説家)・ヤドランカ
2007年 Jadranka & coba ワールドコラボライヴ2007
けやき再びのコンサート高砂市
Lecture & Concerts, Japan Week 2007, at Western Washington University Bellingham
2006年 Live Concerts“Sarajevo Festival”
国際シンポジウム参加 in 長岡
アサヒビールArt Festival
Art Discussion at Women's Plaza
Live Performance in 船橋
名古屋万博実行委員会主催コンサート
coba Concerts in 筑波(ゲスト出演)
世界遺産イベント in 富山
2005年 岩城宏之指揮NHK交響楽団へのヴォーカル参加等
2002年 Singapore Festival 2002(姫神、高橋鮎生等と競演)
1999年 Festival in 韓国
1994年 「サラエボよ明日は」in 新潟
旧ユーゴスラビア難民救援チャリティー・コンサート




【個展】

※都内または地方にて年間2〜3回ほど開催。その他、画家として子ども地球基金等の
 クリスマスカードに作品を提供。

2008年 個展『ヤドランカ心の風景画展』&ギャラリーmini Live
(神戸市・神戸アートホール、朝来市・あさご芸術の森美術館他
ヤドランカ・コンサート会場ホワイエ)
2007年 個展『Eyes of Water』&ギャラリーmini Live
(大阪市北区・番画廊、他ヤドランカ・コンサート会場ホワイエ)
2006年 個展『Eyes of Water』
(東京都新宿区・セッションハウス神楽坂)
作品展『P3 art and environmental』
(東京都新宿・東長寺特設ギャラリー)

【絵画教室】

佐渡島の小学校NHK ETV2001
鹿児島・加世田の小学校“砂のFestival”
長野の小学校でのワークショップ
世田谷パブリックシアターにてワークショップ&展覧会他
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2008年 月間ソトコト企画
「ソトコト環境移動教室」
トヨタで巡る、子供・未来・学校の旅
協力団体キッズゲルニカ国際委員会

※ピカソの代表作「ゲルニカ」と同じ大きさのキャンバスに、ヤドランカの地球をイメージした下絵に子供たちが多摩川で観察した動植物の絵を重ねていく。キャンバスの中の地球は動物や花で埋め尽くされ、その真ん中に、クジラの気球に乗り地球温暖化を防ぐための旅に出る人種の違う4人が描かれた。 ヤドランカ談「日本人は自然を愛する国民。子どもたちに自然の大切さをもっと伝える必要があると思います。そして、自然から生まれる世界の国々の文化、それを破壊してしまう戦争についても。子供は壁をつくらない純粋な心で、地球の自然や世界の文化と向き合い、それを描くことができるから」

生駒市教育委員会主催「地球の仲間を描こう」ヤドランカと生駒の子どもたちとのワークショップ&コンサート (奈良県生駒市・北コミュニティセンターISTAはばたき)



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