クロアチアのインタビュー番組「ダミンギャンビット ショー」にヤドランカが出演!【2013年2月25日放送】




2013年2月25日放送のクロアチアのインタビュー番組「ダミンギャンビット ショー」にヤドランカが出演しました。
この番組は「成功した女性・活躍している女性」にインタビューする人気番組です。
日本で例えるなら女性だけをゲストに呼ぶ「徹子の部屋」のような感じでしょうか。
インタビュアーのエリザベータ・ゴヤンは有名なインタビュアーで番組は 旧ユーゴ全域で放送されています。

番組でヤドランカは現在のボスニアでのアーティスト活動について述べるとともに、 20年以上にわたる日本を拠点にしたアーティスト活動についても語っています。
もともと日本の俳句や日本のアートが好きだったので、日本で暮らすことができ嬉しかったこと、そして日本人の誠実さ、やさしさについて伝えてもいます。

現在、ヤドランカは神経の難病である運動ニューロン疾患と診断されながらも、前向きにアーティスト活動を続けていますが、このような状況下にあることを承知したうえで、インタビュアーのエリザベータ・ゴヤンは、「あなたはあなたの未来について、どう考えていますか?」という踏み込んだ質問をしています。ヤドランカはこう答えています。
「私は、朝起きると今日も前向きな気持ちで生きようと思うのです。未来のことよりも、今この時間、この瞬間を大切にしています。病気がこれ以上進行しないように願い、治ると信じています。そして私には音楽や絵画への衰えることのない創造力があります。このクリエイティビリティがある限り私は生き続けるでしょう。」

ヤドランカはボスニアの音楽番組のプロデュース等の仕事の他に、先日は彼女が利用している病院施設のリハビリセンターの為にヒーリングミュージックを作曲し、患者さんのためにその曲をセンターで流していることも話しています。

以上が番組内容の簡単な説明です。
余談ですが 2年前、ヤドランカがボスニアに帰国し、長期滞在することを知った旧ユーゴの人々 は「私たちの真珠が帰ってきた」と喜んだそうです。
旧ユーゴの内戦に翻弄された波乱の人生を歩み、 そして今、難病にみまわれながらも、変わらない穏やかな精神で音楽を生み絵を描き続けているヤドランカは、その作品とともに愛され 旧ユーゴの人々に生きる勇気を与えています。


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